10年前の夏、当時、私は前原店勤務でした。
いつもの朝、出勤途中の車内に携帯電話の着信音が鳴り響きました。
一人暮らしの母が倒れたと、近所のおばさんからの知らせでした。
日付が変わってすぐに、母は天に召されました。
子ども達に迷惑をかけたくないから、「点滴には繋がないで。ピンピンコロリよ!」
それが口癖の母でしたが、64歳になったばかりでした。
母自身が少し遅めの出産(と言っても、当時27歳)だった為、
「はやく結婚して、子どもを!」と、私が働き始めた頃から耳にタコでした。
32歳で結婚するも、なかなか子宝に恵まれず、
母に孫を抱かせてあげることは、ついに出来ませんでした。
40歳で妊娠・出産し、その子がこの春、小学校に入学します。
そして、すくすく元気に育っています。
お母さん、見てますか?
見上げた青空がにじんで見えます・・・
博多南店 党